1、26日事前了解。県知事は反対署名「受取拒否」


26日朝10時玄海町役場前。
前夜に「二階大臣来佐」の報を受け、急遽役場へ。市民運動社民党共産党など20名程度の集結。しかし、増本亨県議、吉原まゆみ市議(共産)と続くマイクアピールに役場の窓にも「傍聴者」の影。
庁舎内では二階大臣・古川知事・坂井唐津市長・寺田玄海町長が「プルサーマルの事前了解」にむけての最終確認を行っている。
一時間ほどで警備職員が立ち並ぶ役場を離れ、唐津市内へ凱旋へ向かう。

26日13時唐津市役所前。
市内を街宣し、市役所前へ陣取る。30分後、知事が「裏口」から市役所に入り、すでに市長と「県と市との二者協定」締結中であることが判明。議会にすら説明のないこの市長の暴走を止めるべく、三浦は庁舎へ向かう。とそのとき、知事が庁舎から出てくる。知事に「市議会は計画認めてない」ことを訴えるも「そんなことはない」の一点張りで知事車に乗り込む。そしてスライドドアは閉まろうとするも、足を挟んで「話はまだ終わってない」「県民よりなぜ国策を優先するんだ」。車内で「早く出せ」と苦い顔をして運転手に指示を出す知事の顔。警備さんに引き離され、県知事は県庁へ。

26日15時佐賀県庁前。
県庁前での抗議街宣。県庁内では県知事が事前了解を九電松尾社長に伝えている。佐賀県平和運動センター、からつ環境ネットワークに加え、とめよう!プルサーマル佐賀の方々も県庁で休息中。止めよう!の皆さんがここ一ヶ月で集めた「プルサーマル反対」署名は12000筆。うち4000通を持っていっている。「事前了解前」に「知事に渡して欲しい」との約束を県・原子力安全対策室は無視。抗議文を知事に渡したいという思いで知事室へ行こうとするも、二時間以上県職員が阻止。そんななか知事はこっそり帰宅。近藤室長は「皆さんの話は聞きます」といつもの台詞。もう聞くだけ政策は沢山。県民の声さえ聞こうとしない県知事。