メッセージを頂きました!!


 プルサーマル反対の最前線で闘われている佐賀と九州の皆さまへ、敬意をこめて連帯のメッセージを送ります。

 テント村ニュースを拝見しています。女性に運動が広がっていること、市民から様々な反応が寄せられていること、厳しいながらも柔軟な運動を展開されていることを知り、皆さんの力に、私達のほうが励まされています。

 とてつもない権力をもった国と電力会社、自治体の三位一体の攻撃も、その力からすればアリのように小さな市民の強い意思と行動によって、最後の最後には跳ね返すことができることを示してきたのが、プルサーマル反対運動でした。そしていつも、身体も神経もすり減らしながらの、追いつめられたぎりぎりの闘いです。JCO事故が起き、その翌日にMOX燃料を積んだ船が高浜原発の港に入港した時の、「闘いは今からだ」と決意した日々がよみがえります。今、まさに、皆さんがその渦中で、多くの人々の意思とつながりあって、運動を展開されていることを思うにつけ、皆さんの苦悩と、粘り腰の運動に共感し、敬意の念でいっぱいです。

 いま、私達は六ヶ所再処理工場のアクティブ試験を止めるために全力をあげています。こちらも厳しい闘いですが、潮目は変わりつつあります。すんなりと事を運べるはずだとたかをくくっていた国や日本原燃青森県の思惑通りには行っていません。岩手県の強力な運動と共に、青森県内をどうがたつかせていくか、全国各地で取り組みが強まっています。中央卸売市場に行ったり、生協やスーパーに手紙を書いたり等々、これまで経験したことのない活動にとまどいながらも、知恵を出し合いみんな元気でやっています。
 推進派の演出により、九州電力の使用済み核燃料がアクティブ試験で真っ先に使われる予定になっています。九電分を使用させないよう肝に銘じながら、具体的な連帯とします。

 本来なら、今日19日の県庁包囲行動にも駆けつけ、直接ご挨拶しなければならないところですが、多忙のおり、メッセージでかえさせていただきます。

 冷え込んだり暖かくなったりと季節は気まぐれですが、テント生活の厳しさの中、くれぐれもお身体を大切にしてください。

 プルサーマル反対運動と六ヶ所再処理工場反対運動の固い連帯を!

2006年3月19日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会